【映画感想】のび太と空の理想郷
ドラえもん のび太と空の理想郷 をみました。
これめっっっっっちゃ良作だったので久々に感想ブログです。
盛大にネタバレがありますので、まだ映画見ていない方は
このページ閉じて今すぐアマプラで見て下さい。
以下感想(ネタバレあり)
冒頭からワクワクの止まらない出だしでにっこにこです。
これ後半まで見ると解るんですが、冒頭かなり作りこまれてて
後半は本当に鳥肌がすごかったです!!!
関係ないけど出木杉君、こんな声だったっけ?ってのと
劇場版に出れてよかったねという感情笑
よかったね笑
タイトルからして絶対ディストピアものだろうと思ったら
案の条でした。(これ系大好き)
今作
・友情
・ロボットに感情はあるのか
・人間に感情はいるのか
・タイムリープ
・ユートピアの皮をかぶったディストピア(実験場)
等々テーマ盛沢山で、子供向けかよこれってくらい
ちゃんとSFしてて大歓喜です。
ディストピア側のソーニャが第2の主人公ポジなのも
堪らないですね!イケメン猫!
冷静沈着でパーフェクト任務完遂ロボ。
のびドラとの交流で感情が芽生えるキャラです。
激熱。
ドラえもんに似た過去を持っていて、三賢者に感謝の意を表している時点で
感情あるじゃんとも思いますが、自覚がなかったのかな。
ドラとの友情の育みはもう少し掘り下げてほしかった気もする…
個人的にすごい好きなシーンの話。
理想郷を脱出し、追いかけっこのさなかでソーニャが
自分の主は天才だから間違えないと言った後
のび太がはなった
「間違えない人なんているものか」はめっちゃいい言葉だなと思いました。
天才がいい人とは限らないですし、愚鈍な人間が悪人とも限りません。
メタい事を言うと、数々の大冒険してきたのび太はたくさんの人を
見てきているので説得力がすごいです。笑
普段、完璧じゃなきゃいけないとかって
無意識に思ってたりすると少し気が楽になります。
(あんまり自分はそういう傾向ないはずですが…)
ここの良いシーンの後、
ソーニャが撃った時は私大歓喜しちゃいましたねw
どっちにも転がせそうな場面で、一番観客の予想や期待を裏切ってくれたの
すごい嬉しい笑
勉強になります。
そしてのびドラは結局捕まり、研究所へ。
此処からのシーン、小さい子が見たら半分くらいトラウマになりそう笑
のび太のハイライト消える世界戦ってあるんだ。
あとしずちゃんのハイライトがないのも、地味にちょっとクるものが
ありますね…笑
三賢者の考え聞いてるとき、解りみしかねぇ~~~
俺が4番目になったる!混ぜて!って思っちゃって
本当にダメだなと思いました。笑
そしてラスボスが登場し、一気に収束していきました。
今作はびっくりするぐらいラスボスの登場シーン少なかった気がします。
とことん無駄のない映画って印象です。
(多分掘り下げると尺長くなるし、三賢者でさんざん野望は言ってきたからかなと思いますが)
現代にもどり、怒涛の伏線回収は本当に鳥肌ものです。
子供向け映画でここまでやるんだってなりました。素晴らしい!
ちょいちょい、のび太が冒険に出た後ののび家のシーンがあったのも
印象的でした。
ラストで町が危機に陥るから、その伏線だったのかもしれませんが
他作品であまり見ないのでソコをついてきたのかと思うと巧みだなぁと。
ラストでしずちゃんが「戻るべきところに戻る」と言っているけど
本作は本当にすべてがきれいに収束してて綺麗なENDです。
のび太のテストもあるべき場所に…笑
そしてソーニャ。
大抵作中で消えたキャラはエンディングで救われる傾向があるのですが
エンディングムービーのその子供はなんだ。
おい…ソーニャ!!!
おい!!!!
なんだ、そのメガネっ子は!
なんだ、その幼少期ののび太に似たぼうやは!!!
おい!!
最後に
割とふと思い立った時にドラ映画やクレしん映画など、子供向け映画を見ることがあるのですが、本作はかなり好みなうえ非常に面白かったので、記録にしました。
(もちろん他にも映画は見ますよ)
映画、最高!
ではまた。
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